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「今日はどんなお客様が来るかなー?ねぇーシャロー」
「ふんっ、別に俺は客に興味なんてない」
異空間に存在する館
『desire』
今日もまた館の主、僕と喋る黒猫、シャロと変わらない日常を過ごしていた
チリーーン─チリーーン──…
話しているとシャロの首元の鈴が不意に鳴り出した
「お客様が来たみたい、シャロ行くよ」
椅子から降りて玄関に向かう
シャロは何も言わず椅子から飛び降りて僕の後ろをついてくる
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