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「はい、あなたには自分で召喚先を決めて貰おうと思いましてこちらに呼び寄せました。」
「へぇ。それじゃあ今これから、使い魔召喚が学校で始まるの?」
「はい。それではこの水晶から召喚の様子が見えるので、ここでパートナーを決めてください。」
渡された水晶を見てみると、召喚に浮き足立っているのかたくさんの生徒たちがいまかいまかと授業が始まるのを待っている。
その中で端っこにぽつんと離れて立っている青年がいた。
その青年は白銀の髪に碧眼のイケメンだった。
やはり、イケメンだと殺意がわいてくるのは気のせいではないね。
「ミカエルさん、私この子の使い魔になるよ。」
先ほどの青年を足で示しながら、今だに糞神を潰しているミカエルさんに言った。
この子、魔力の質がとてつもなく高いけど魔力量が封印されているため少ししか感じない。
「わかりました。糞神に彼が召喚を始めたらあなたが召喚されるように糞神に伝えておきますね?その白銀の髪をした子でしたよね?」
「うん!よろしくお願いします。」
私は水晶を見ながら召喚されるのを楽しみに待っていた。
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