使い魔転生します

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「それでは、あの気絶している馬鹿に説明させるので、少しお待ちくださいね?」 するとミカエルさんは糞神をいとも簡単に起こして俺の前に連れてきていた。 「本当にすまなかった。故意ではなかったとは言え君を死なせてしまった。」 「本当にな。むしろ、蹴り一発じゃ足りないくらい私イラついてるから。」 「君の転生に関してだが、君は今魂だけの存在となっているために新しい肉体を用意しなければならないんだ。そこで、君の肉体を作るにあたって君の要望を叶えたいと思っているんだか、何かあるかい?」 そうだな。 「とりま魔力とか身体能力とかは神と同じスペックで、姿をフェンリルと同じで色は黒でね、人間になれるようにして、あと向こうの世界の知識と一般常識、魔力の使い方と魔法の知識に検索能力、アニメとか小説の技とか武器も使えるようにして、あと使い魔として転生させてね?」 「わかったよ。ちなみに、僕と同じスペックになるということは不老不死になるけどもそれでもいいかい?」 「いいよ。暇になったら、ここに来て手伝いくらいしてあげっから。」 むしろいい暇つぶしになるね。 「それじゃあ、始めるよ。」 そう糞神が言うと私は眩しいくらいの光に包まれて、光が収まり目をあけると、視線がかなり高くなっていた。 「成功ですね。自分の姿を確認してください。」 ミカエルさんが出してくれた巨大な鏡を見ると、目の前には全長8メートルはある黒銀の狼が翡翠色の綺麗な目でこちらを見ていた。 「すげー。てか、こんなに大きいんだね。」 「人間になった時も容姿が変わって居るからね?今の君は向こうの世界では神狼フェンリルと対をなす神狼ダークフェンリルとして、認識されるからね?」 「階級とかは?」 「神級になるよ。それと、容姿に関しては要望がなかったから、年齢をそのままにして、男性にも女性にも受ける美形にしといたよ。ちなみに、性別は女だからね?」 うむ、当然だな。 「それと、使い魔召喚についてですが一週間後にアルゼント学園というところで行われますよ?」
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