何てことない僕らのなんてことない日常

慎の家へ

球技大会はみんなバレーにしたみたいだな。
あとで時間調整して撮る係り割り振らなきゃな。

四人だからすぐだけどな。

…にしても同好会レベルのおれらに写真なんか頼むなよなー。

しかも卒アル用とか地味にプレッシャーかけやがって。

まぁ…いい。

今日は対して課題もでてねえしゆっくりすっか。

「慎ー、今日慎の家行くー」

「あぁ？お前はいつもいきなりすぎんだよ、優！」

「えぇー…。良いじゃん別にー。減るもんじゃないし」

「おれの体力が減るんだよ！」

「まあまあ落ち着いてくださいよ、慎くん、今日は僕たち沙奈ちゃんに呼ばれてるんですよ」

「そうだよ慎」

「はあ？沙奈が？…まぁお前らがいうならそうなんだろうな」

「えー！なにそれ？慎ひどーい」

「うるせぇ、お前は普段の行い悪いから信用されないんだよ、じゃあ行くか」

ブーブーもんくをいっている優をスルーしておれんちにむかう。

てか、沙奈か…。めんどくせぇな。