運命

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その後、家を出たオレは街中にあるコンビニへと向かって歩いている。 コンビニのくせに家から遠いなんてホントにコンビニって言えるんだろうか? 車の免許もバイクの免許も持っているが、基本車は兄貴がプライベートで使用することが多いのでいつの間にかオレの中でも“兄貴の車”ってことで落ち着いている。 バイクに関してはペーパードライバー。持ってたら便利かなって思っただけでバイクは持っていない。 兄貴に対抗して買っちゃうかな♪(笑) そんなことを考えているとあっという間に乗っていたバスが街のバス停に到着する。 4番目にバスから降り、軽く伸びをして周りを見渡す。 ここまで来ちゃったらコンビニよりもデパートの方がいいんじゃないんだろうか。 まぁ近場にあった所にしよう。 とりあえず先ずはコンビニを目指してあることにした。 まったく、亜希姉の期限取りも一苦労だよな(汗) 「あれ、隼也?」 バス停からしばらく歩いたオレは聞き慣れた声に足を止める。 振り替えると女性がそこに3人おり、やはりそこに彼女はいた。 隼也「麻耶」 早川麻耶 オレの大事な人
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