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麻耶「似てきたのは雰囲気、大人っぽくなったよ。スゴく。」
隼也「麻耶もな?」
麻耶「ウフフ、ありがとう。」
幼なじみと思っていた彼女がとても大切な人という立場に変わった時、愛しさよりもなぜか切なさが上回った。
いつも隣にいた存在が居なくなれば、その感情は更に大きくなっていく。
麻耶「1人で買い物なんて珍しくない?」
麻耶は髪を耳にかけながら首を傾げてオレを見る。
彼女のとった今の仕草、オレが好きな彼女の仕草の1つだ。
隼也「亜希姉の期限とり(汗)」
麻耶「亜希子の?(笑)。まだそういうのあるんだ(笑)」
隼也「麻耶からもなんか言ってやってくれよ、亜希姉と仲いいだろ?」
麻耶「確かに仲いいけど……う~~ん、どうしよっかな~(笑)」
コイツ、明らかに楽しんでんな(汗)
隼也「だから亜希姉に美味しいスイーツ買って来いって。」
麻耶「美味しいスイーツかぁ~~…」
麻耶は顎に手をあてがい、考えている。どうやらオススメの店を考えてくれているようだった。
こういう時、女性の意見はホントに頼もしい限りだと思う。
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