372人が本棚に入れています
本棚に追加
ここはどこだろう?
目の前が光で眩しい
逃れようにも手足が拘束されていて動けない
「さっそく初めよう」
「まさか……まだ6才の子供だぞ?」
「今の現状では長くは生きられないんだ…。助ける為に選択の余地はない。」
周りからは知らないおじさん達の声が不気味に聞こえる
気味が悪い
ボク…どうなっちゃうんだろう
「九条博士、急ぎましょう!。奴等に感ずかれる前に!!」
薄れゆく意識の中、誰かが焦ったように何かを急がせるのが聞こえた。
九条?
ボクと同じ名字だ
「お前をこんなことに巻き込んでしまってすまない……だが、こうするしか助ける手段はなかったんだ」
辛そうな口調で呼び掛けボクの頭を優しく撫でる。
お父……さん?
「許してくれ……隼也」
…
……
………
最初のコメントを投稿しよう!