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ガバッ!!
親父が呼び掛けたのを最後に、オレの見た景色は眩しかった光から一変した。
普通よりはキレイにされてある見慣れた部屋
間違いない、オレの部屋だ。
隼也「ハァ~……」
ため息混じりに頭を抱える。
尋常じゃないくらい汗をかいており心配数も上がっているのが分かる。
隼也「またあの夢か…」
今の現状でさっきまでの景色が夢だったと遅れて認識した。
あの夢は何度も見たことがある。しかし、親父の言葉を最後にいつも途中で目が覚めてしまう。
オレはふいにカレンダーに目をやった。今日は日曜日、つまり休日だ。
隼也「休みぐらいは寝かせろよ……」
オレは愚痴を溢しながら汗をかいた身体をシャワーで洗い流そうと起き上がった。
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