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「まぁ、素振りして家ん中入るか」
私は竹刀を持ち、中段の構えの姿勢をとった。
「あ゙ー、さみぃったらありゃしねぇ」
私は姿勢を正して素振りを繰り返す。
「健全なる精神に健全なる肉体は宿るよぉ、澪。頑張れよー!!」
「お炬燵様でぬくぬくと暖まっているおじさんにはないような話だね!!」
私は目を輝かせながら素振りを続ける。
「てめぇ!!少しはお兄さんに敬意を表しやがれ!!」
「強要される敬意なんて私は要りませんことよ」
私は動きを止めることなく言葉を続ける。
「んなもんしるかぁっ!!」
「なにおう!?文句があるならベルサイユへいらっしゃい!!」
「古いわっ!!つーかここは日本じゃあっ!!」
的確すぎる突っ込みに私は負けながらも、遊び半分で返す。
「れーいちゃん、あっそびましょー!!」
「おい澪、あの馬鹿黙らせてこい」
「サーイエッサー!!」
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