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「ん?ああ、お前は斎藤の部屋に寝泊まりして、まぁ毎日稽古に出ろ。稽古着とかはあとで渡してやる」
「ありがとうございます、土方さん。ちなみに、斎藤さんの部屋って何処ですかね?」
「お前がさっき入った部屋だ。必要なもんは全部用意させとく。お前は斎藤に大広間に連れていって貰って自己紹介でもしてろ。」
…ぬぅ、雑い。
「…わかりました。斎藤さん、お願いします」
そう言うと、斎藤さんは土方さんに一瞥してから私を大広間に連れていってくれた。
そこからは、質問攻めの嵐。
「さっきの凄かったですよ!!」とか、「あの沖田さんを倒してしまうなんて凄いです!!」という言葉を受けてから、
「倒す秘訣は!?」だの「かっこよくなりたいです!!」だの。
正直「知るかぁっ!!」って回りのやつらを一掃したくなったのは心に留めておこう。
「おいてめぇら、喧しいぞ!!困ってんじゃねぇか」
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