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「影準備はいいですか?」
ルイは笑顔で、すごいご機嫌であった。
「ああ」
俺はそんなルイに返事を返した。
昨日あれからルイはすごいご機嫌で、ずっとニコニコしていたのだ。
そんなにうれしい物なのかねえ。
俺はそう言いながら荷物を持った。
「リン、ハクア何かあったらすぐに俺のところに逃げるか、連絡しろよ」
「わかってる」
「わかってるわよ。影は空気が読めないことしてきちゃだめよ」
リンは普通に返事を返して来たが、ハクアはニアニアしながらからかってきた。
「正直空気読めないとか、ハクアお前だけには言われたくないんだが」
「そういうことを乙女に言うのかしら」
「はいはい、寝言は寝て言うからゆるされるんだぞ」
「まあいいわ。まあ楽しんでらっしゃい」
「ああ、行くぞルイ」
「はい!」
俺とルイは歩いてライト街に向かった。
今回リンとハクアは来るか、と聞いたが2人とも今回は遠慮しとくと、すぐに断られてしまった。
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