地球最後の告白を Ⅱ

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いつか、君と二人で見た夕焼け。 眩しいくらい輝いて、とても素敵で。ずっと見ていたいくらいキレイだったのに。 恋なんて呼ぶには、傷つきすぎて、穢れてしまった。 それでも、血は時と共に巡り続ける。俺だけを置いて。 そして、いつの間にか血が流れて、もう世界が灰になってしまった後も。俺は…家族でもなく、友人でもなく。誰でもない、君を。 ふいに俺は君だけを、思い出すんだ。 あの日一緒に帰った帰り道。駄弁ったりもした。喧嘩もした。部活も応援しあって…。 あの頃の君を。 俺は世界が灰になった後でもふいに君を思い出す――――――…。
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