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なんて優越感に浸りながら、ゲームでもしようと鞄を漁って──
「おう、お前なにしとるんや?」
「──っ!?」
なに!?なぜばれた!?
こんな時間にここをうろつくなど、俺みたいな秀才かよっぽどの馬鹿ぐらいだろ!?
一体誰が──
「……あ、よっぽどの馬鹿じゃん」
「キレるで?ほんまキレるで?」
この、入学式をサボってる関西弁の馬鹿は、魚崎江兵(うおざき こうへい)。
一応中学からの知り合いで、俺の今の財政破綻はこいつのせいと言っても過言ではない。
こいつがとある趣味に俺を引きずり込んだがために、俺の財布はエターナルフォースブリザードの被害にあっている。
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