七日閑戦争

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とある街にある言い伝えがあった。  " 願いが叶う七日閑戦争 " それは主人と従者が力を合わせ、共に笑い、共に戦い、七日間を過ごし1番絆を深めた主従が勝者となる戦争。 "七日閑戦争"の勝者は願いを叶える事が出来る。 そんな夢の様な言い伝え。 何人もの人が主従関係を結び、戦争に挑戦しようとした、しかし。 誰ひとりとして戦争に参加することは出来なかった。 ……そう、"七日閑戦争"には誰でも参加出来る訳じゃなかった。それを知った人々は怒り哀しみ、…誰もが言い伝えのことを忘れ去った、そんなある日。 この街に"richter"(リヒター)と名乗る少女が現れた。 少女はこう言った。 「私は審判する者。 役者は揃った、さぁここに願いを叶える"七日閑戦争"を開幕しよう!」  これが"七日閑戦争"の始まり。
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