異世界生活始まり?

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「俺が好きでやっているんで全然気にしてないですよ、それじゃあ今から手に入れてきますね。」 「はい、お願いしますアベルク様」 二人から離れて世界樹の根元まで近づく 世界樹を見上げながら (しかし本当に高いな天辺まで見えないぞ、これは飛行と切断の道具が必要だな) 俺は竹子プターと刀を一本取り出し頭に取り付けると世界樹の枝を目指して飛び立つ 五分もすると枝にたどり着く一先ず左腕を振って左の袖口から刃を出す、そして特に技も使わず枝に向かって振ってみる ガキーン 思い切り弾かれた (硬ってー、少なくとも植物の硬さじゃないぞさすが世界樹なだけあるな鉄よりも固いんじゃないか?) (まぁこうなるだろうと思ってこれを持って来たんだよな) 俺は右手に握っている刀を見ると今度は枝に向かって刀を当てた後に少し力を入れてみると スパッ まさにそんな感じで枝が切り離されていた (やっぱりこの刀はヤバいな・・・閃光丸は必要にならない限りあんまり使わないようにしよう) 超刀閃光丸 名刀電光マルとスッパリ包丁をウルとらミキサーで融合させたものをアベルク専用に改造した物で自働であらゆる害となるものを防ぎどんな物でも簡単に切り裂く刀 俺は布の丈夫そうな袋を取り出すと閃光丸で10本の葉付の枝を切り手に入れると全て袋に入れると刀をしまい二人の元へ降下して行く 昇りよりも早く着地する 二人に枝の入った袋を見せながら 「戻りました、ちゃんと手に入れてきましたよ」 「ありがとうございます、アベルク様」 そのまま二人に枝の入った袋を渡す 騎士の方が中身を確認して 「ふむ、流石だなやはりちゃんと手に入れてきたな」 「これで、この森での用事が終わりましたね後はあなた方を無事に国に送るだけです」 「何からなにまでアベルク様に助けていただき本当に助かりました」 この森での用事も終わったので二人を国に送るためにまた絨毯を呼び出す 「さぁ、乗って下さいお送りします」
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