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回想
あれから一年。
私が卒業する番になった。
いつかのカズミ先輩を思い出して、私は屋上へと向かった。
「先輩…やっぱり先輩以外好きになれませんでした、あと、振り向かないのも無理だった。でも…」
もう一度会いたい。私は携帯の中のカズミ先輩をみた。
もしカズミ先輩が私の事を思い出してくれているなら私は嬉しい。
私の行き先は先輩と別。
「私を好きになってくれる人を失うわけにはいかないから」
簡単にはいかないけど一歩ずつまえに進んでいきます。
カシャッ
「マユ」
友達に呼ばれて私は学校を出た。
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