~近付けない理由~

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翔優「ごちそうさまでした」 私たち2人は料理を食べ終え、早速会計する所に向かった 翔「今日は俺から誘ったんだし、奢ってあげるよ(笑)」 優「えっ、でも「いいからいいから!」 私の言葉を遮りながらニノ君は私の分まで払ってくれた 厨房の方から明日香が私に手を振ってくれたので、私も手を振り返した 翔「優香の家ってどこ? 夜も遅いし、送るよ(笑)」 優「本当に?何か悪いなぁ~……」 私がそう言うとニノ君は『大丈夫だから』と言ってくれたので、甘えることにした 優「でも本当に大丈夫? 何か夕紀ちゃんに申し訳ないよ……」 翔「ああ、それも心配ないよ!(笑) そんなことより!どうするの? 女子のバスケ部、入るの!?」 なぜか少し嬉しそうに話すニノ君 優(どうしよう、少しでもニノ君に近付きたいしなぁ~……) 優「まぁ、考えとくよ(笑)」 私はとりあえずそう返事をした 翔「バスケするから応援するし、優香はすぐに上手くなると思うよ(笑) 才能感じるもん!!」 優「そんな……ニノ君ほどじゃないよ! ニノ君だってかなり上手いじゃん!(笑)」
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