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自己紹介は続き、私の番になった
優「私の名前は大森 優香です!私の……」
私はギュッと手を握りしめて力強く続けた
優「私の将来の夢は……女優になることです!
よろしくお願いします!!」
私はそう言って席についた
しかしなぜだろう……
みんなが下を向いて震えている
優「えっ、あの「あーーっははははははぁ!!!!」
私の小さい声がかき消されるような大きな声で笑い出した
男1「こいつマジいてぇーー!!
女優に何てなれる訳がないじゃん!!!(笑)」
男2「そうそう!こんなド田舎に住む、超絶微妙な女が女優だって…………あっははははははははぁ!!!(笑)」
みんな私のことをバカにした目で見始めた
篠「ちょ、ちょっとやめなさい!!」
先生はそう言ってくれたけど、みんなの笑いが止まることはなかった
女1「あんたよりたくさん素敵な人はいるっつーの!!」
女2「確かに!あんたが女優になれたらパチパチパチパチパチパチ
みんなの声を遮るほどの大きな拍手をする音が聞こえた
私は泣きそうな顔をしながら、恐る恐る音のする方を見てみるとそこには先ほどの男の人が座りながら拍手をしていた
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