スタートラインのラッパ吹き

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武蔵アリアダスト教導院が生み出した波乱は、通神により瞬く間に各地に広まった そして各地の有力者達はこの報せを受け、静かに事を静観していた        ● 「ついに反旗を翻したなあ忠行は」 極東制服を着用し、背に一本の長刀を背負った少年が呟いた 「三傑で唯一聖連に味方してたのは武蔵が潰されない為でしょ?だからこそ聖連は英傑を飼いこなせていなかったんだから」 少年の横に立つのは極東制服を公家風にした少女が言った 「確かにそうだがよお氏真?」 氏真と呼ばれた少女は言う 「私達も身の振り方を決めないといけないわね、輝政」 「今のところTes.、と言っておこうか。まあ、今後次第だろ。俺達が武蔵に着くか、世界に着くかは………な」
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