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そんな事を考えていたら遥香がさっきよりも強く僕の手を握ってきた。
翔太「どうしたの?」
遥香「ちょっと寒くなったから」
身長差があるから自然に上目遣いになってそう言ってきた。
翔太「狙ってやってる?」
そう遥香に聞いてみるけど
遥香「何を?」
そんな返事が帰ってきたから僕は
翔太「やっぱ女の子って心の計算機を持ってるんだな」
そう呟いたら聞こえていたみたいで
遥香「心の計算機?」
翔太「あ、聞こえてた?心の中で色々計算してるんだろうなって事だよ」
そう返事をしたら
遥香「心の計算機なんてそんな物私には無いよ」
無邪気に笑って
僕に言い切った君。
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