リフォームの匠

（＃’＜’）

司会「今週の第５２４１回「リフォームの匠」は都内でも知る人ぞ知るといわれ、５年先まで予約で埋まっているという大人気のリフォーマー「あっき～」さんに来ていただきました…親方…今日はよろしくお願いいたします」

親方「……」

司会「寡黙でいかにも「職人」という感じですね…リフォームのほうも、おおいに期待できそうです…よろしくお願いいたします」

親方「……」

司会「ごめん…ちょっとカメラ止めて～＾＾ＡＤの五木田くん来てくれる～？」

親方「……」

司会「おい…こいつ…この前、創作料理の店とかで、出てきたやつだよな？え？よく覚えてるな？ってあたりまえだろうが！俺は前回こいつに絵の具が入ってる料理食わされてるんだよ！なめてんのか？」

親方「……」

司会「なになに？創作料理の店は日祭日は休業なのでこっちが本職？おい…それ世間一般では何ていうか教えてやろうか？「日曜大工」って言うんだよ！！ただの趣味でやってるだけのオヤジじゃねえかよ！しかも…週一しか働いてなくて5年先まで予約いっぱいって、微妙すぎるだろ！？」

親方「……」

司会「あ？腕は確かだから安心しろ？食い物にレゴブロック入れるようなやつに安心なんかできるかよ！」

親方「……」

司会「そうこうしてる間に…今回リフォームしたお宅が見えてきました…見えて来たな～って…あれ？…どこかで見たことのある…俺の家じゃねえかよ！」

親方「……」

司会「え～…聞いてないよ～…全然聞いてなかったよ～…なんだか全然わくわくしないんだけど…」

親方「……ｻﾌﾟﾗｰｲｽﾞ」

司会「うるせえｗおまえが言うなｗ」

親方「……」

司会「わかった…もういいよ…もう早く終わらせようぜ…さて…こちらが玄関で…玄関で？…玄関で～って…ウチの玄関がなくなってるんですけど…」

親方「……ｻﾌﾟﾗｰｲｽﾞ」

司会「驚いてないよ…ぜんっぜん、驚いてないよ…ﾊﾞｰｶﾊﾞｰｶ（泣）」

親方「……」

司会「コンチキショウ…窓から無理やり入ってと…あんたも入ってきてよ…」

親方「…」

司会「中は意外にも普通ですね？っていうか何もしてないみたいなんですけど…」

親方「お～い！弘子～！お客さんにお茶出せや～！」

弘子「は～い！あなたお帰りなさい～」

司会「弘子って…おれの嫁さんじゃねえかよ！おまえ何をリフォームしたんだよ？」

親方「……ｻﾌﾟﾗｰｲｽﾞ」

司会「五木田～！！！！」