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靈覇:『今日はどうしたの?』
璽臙:『何かあった様にも見えないが…』
不思議そうに2人を観察する龍神様に、
物凄く呆れたように返答する雪鹿&葵。
雪鹿:「何事もないようにしたの…」
葵:「あなたたちじゃないですか」
何事か、
つまりこの2人にとっては心霊やら物の怪に悩まされるという面倒事と言う意味の事柄なのだが…
雪鹿と葵が幼い頃
双方の家族があまりに2人の能力が高く、
余計なモノを尋常じゃないほどに引き寄せるので
陽月神社の龍神達に御伺いをたてたところ…
“それは大変だ”ということで、
2人を守護する自然の精霊などを靈覇と璽臙が直々に派遣していたが
高位のモノまで2人に興味をしめし、
色々と接触(御願い事から暇潰しまで様々)してくるので…
今度は派遣した精霊達が
“やってられません!(泣)”
と龍神達に次々と懇願しに押し寄せるので、
色々と面倒になった靈覇と璽臙は…
自分達の一部で創った装飾品型の御守りを
靈覇は雪鹿に、璽臙は葵に渡した事で一件落着となったのだ
(その後に、2人と精霊達から“何故最初に思い付かなかったのか”
と呆れられたのは言うまでもない(笑))
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