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そんな彼がなぜここの学校にいるのかというと、この都市のネプチューン技術について調べるためだ。
時間は遡る。
アレク・レーニクスは孤児だった、そこを、通りかかった中年の男に拾われた。
その中年の男は、シルフィードと名乗った、拾われたアレクはシルフィードと一緒に過ごした。
アレクは聞いた。
「ねぇシルフィード、シルフィードはどんなしごとをしているの?」
「んぁ?俺か?ん~~~なんと言えばいいかなぁ、間違いを正す仕事かな?」
「まもるしごと?」
「守る?あぁ、ガーディアンの事か、ガーディアンは治安を守る仕事で、俺の言ってる仕事とは違うんだよなぁ~~」
この時のアレクは、シルフィードの言うことのほとんどを理解していなかった。
それから、アレクは、彼に魔物との戦い方、戦術、ネプチューンをうまく使うコツなど、生きる為の術を教えてもらった。
そして、時が過ぎて、シルフィードと仕事をする機会が幾度となくあった。
ネプチューンをドーピングに使おうとした人の粛清、ネプチューンを悪用しようとしている科学者の研究所の破壊、町に入り込もうとしようとしてる魔物の討伐など、誰に頼まれているわけでもなく次々とこなしていった。
そんな時間がずっと続くと思っていたが、6年がたったある日だった。
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