[0]目標こそが人生そのものだ

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「ねぇ見て…あの人なんか暗くない? 「うわ本当だ、ちょっとキモイかも(笑)」 「アハハヒドーイ」 この場で一人なのは俺だけなのでJKの話題になっているのも必然的に俺となる 俺はああいう連中を見てると凄く不快になるのだ それは悪口のことではない (いやちょこっと号泣しそうになったが) ああいう連中の大半は自分の立場のために口車を合わせているのだ (今だってそうに違いない、オレがキモイだなんて…はは) 相手に合わせていなければ仲間外れにされてしまうのではないか、と いつもそういった恐れを心のどこかに抱えながらも、外面を取り繕い生活しているのだ 俺はそんな気を使わなくてはいけない、あるいは気を使わせてしまうような奴を友人とは呼べない どうせその程度の平べったい関係しか保てないなら一人でも構わない いや…やっぱ構わなくないや(涙目)
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