第一章~鈴~

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「あの子が新造の鈴ちゃんか」 「あの子を水揚げするのは誰かねぇ・・・」 私を買えない男共・・・ただ眺めるだけ くだらない会話・・・聞く価値もない どうせ私を買うのは金のある旦那・・・ あぁ・・・くだらい だけど今は姐様の花魁道中・・・ 私は笑顔で応えつつ姐様の後ろを歩く
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