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近代の開始と共に、宗教の権威は衰えまして国が力を持ってくる。
国家を形成するのに秀でた民族が世界のリーダーになったわけです。
そして国は絶対的なモノと思われましたけど、今日(ｺﾝﾆﾁ)になりますと国々を超えた一つの地球共同体というモノを皆で考えなければいけないところまで来ていると思うのです。
この地球の上でドコで何が起きても、すぐそれが、あらゆる国々、更にその国々の住民の生活にスグ影響がでるワケです。
以前までは、支配者が非常に乱暴で野蛮な行為をしても、また文明の回復は可能だった。
つまり、それはその力や影響の及ばない範囲が在りましたからソチラから、またその優れた文明を取り入れて活かせば良かった。
ところが段々と世界が一つになってきて、何かが起きますと取り返しが付かない。
この危険は在るわけです。
世界が一つになる場合に、異質的なモノに対する理解と寛容ということ。
これは絶対に必要だと思います。
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