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この変転常無い(無常)の世の中では、まず自分に頼るべきである。
“自分に頼る”とはどういうことか?
“自分はこの場合にはどうすべきか”ということ、その場合その場合に考えることでしょう。
その場合に何を判断し、何を決定の基準にするか。
それは人間としての道・法(ノリ)。
インドの言葉で“ダルマ”と呼ばれるもの。
この“ダルマ”は法と訳します。
この人間の理法というもの、これに頼ること。
【自己に頼れ 法に頼れ】
これが仏陀(釈迦)、最期の教えでありました。
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