嫌よ嫌よも…

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忘れていた痴態を思い出し、怒りで興奮してた顔に今度はあっつい血が集結し、冷や汗と脂汗がごっちゃになったモンが全身に噴き出して来る。 「いーや!抱き締めた時の感触で、てめえの乳が未発達なのは充分に伝わって来たぜ!!」 「んだと!?あたしの乳はまだ成長真っ盛りなんだよっ!これから先、どんだけデカくなるか未知数の可能性が秘められてるっつーの!!」 「ハッ、てめえくらいの歳ならもう程度が知れてらぁ!どんだけ待っても無理なモンは無理なんだよっ!!あー可哀想な奴!哀れだな哀れ!!」 馬鹿にした表情で最後の捨て台詞を吐かれ、奥底でブチブチッと何かがキレる音がした。 「ーー舐めんなこの野郎っ!乳はなぁ、揉めば揉む程デカくなるって昔から相場が決まってんだよ!!実証してやるから、揉んでみやがれ右曲がり野郎がっ!」 「バーカ!誰が好き好んでてめえのまな板なんか揉むかってんだ!!つーか俺のは右曲がりじゃねえよっ!知った様な口きくんじゃねえっ!」 「いーから揉めっ!ソッコーでデカくなってやんよ!」 「揉まねえっつってんだろ!?」 腕を掴んで自分の胸に引き寄せようとしたら、すんごい力で拒否られた。 「チッ、だったらっ!」
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