9人が本棚に入れています
本棚に追加
桔梗「…そろそろ露天風呂に行くか」
篝「ん、そうだな」
そう言って俺達は露天風呂に向かう事にした
外に出て見ると、俺達以外の客はおらず、広い露天風呂が貸し切り状態になっていた
篝「おっ誰もいないじゃん
泳いでも問題ないんじゃねぇ?」
桔梗「泳ぐ気もないのによく言う」
いくらおふざけキャラの篝でも、一応は常識のある人間だ
非常識なことはあまりしない
そんな事を言いながら、俺達は広い露天風呂に入って奥の方に歩いて腰を下ろした
篝「慧達の方にも、これ位の露天風呂があるのかな?」
桔梗「さぁ?もしかしたら時間で男湯と女湯が入れ替わるかもしれないけど、そん時は従業員が来るだろ
それにそんな看板みたいなものはなかったし、もしかしたら向こうも露天風呂があるんだろうな」
そう考えると、ここって結構広いんだろうな
その時、入り口の方からドアが開く音が聞こえてきた
どうやら他の客が入って来たらしい
聖奈「わぁ~…結構広いわね~
ほら慧、来てみなさいよ♪すっごい広いわよ♪」
慧「そんなに慌てなくても、露天風呂は逃げない
それに、ゆっくり歩かないと滑って危険」
…あれ?なんだか聖達の声が聞こえたような気がしたんだが?
気のせいだと思いながら篝に目を向けてみたが、篝も理解が追いついてないらしく真顔になっていた
桔梗「…よし、俺達は中に戻ろう
このままここにいたら、大変なことになる気がする!!」
篝「激しく同意だ!!すぐに戻るぞ!!」
小声で言いながら、俺達は音をたてないように気をつけながら男湯に戻ろうとした
聖奈「あ…」
慧「っ!?」
あ…見つかった
2人共バスタオルを身体に巻いてるけど、それ以外は何も身につけていない状態だ
グラマーな聖と、スレンダーな慧の体のラインがハッキリしているが、今はとてもそれどころじゃない
最初のコメントを投稿しよう!