9人が本棚に入れています
本棚に追加
それから10分程して、俺達は料理を食べ終えた
4人「ごちそうさまでした」
飯を食い終えた俺達は、そのまま部屋に戻る事にした
少し話をしようかと思ったけど、人が増えて来て食堂も賑やかになって来た
慧も篝も騒がしい所は嫌いだから、俺達の部屋のどちらかで話した方がいいだろう
桔梗「で、これからどうする?」
今は俺達の部屋と篝達の部屋の間の廊下にいるんだが、すでに篝は眠そうにボケーっとしている
慧と聖は眠そうには見えないし、何か案を出してくれるだろう
聖奈「私達はこれから温泉に入ってくるわ
晩御飯の後に行こうって言ってたのよ」
聖の言葉に慧も頷いたから、多分俺がいない時にでも相談していたんだろう
桔梗「それなら急いだ方が良いんじゃないか?
今は他の宿泊客の大半は食堂だろうから、今なら温泉もゆっくり入れると思うぞ?」
さっき食堂にいた人達も、食後に温泉に行く可能性は十分にある
行くなら早い方が良いだろうな
聖奈「それもそうね
じゃあ慧、今から行く?」
慧「賛成」
そう言うと慧は篝を連れて部屋に入って行った
多分荷物を取りに行ったんだろう
慧を見送った後、俺達も部屋に入ってそれぞれ鞄を漁り始めた
部屋には俺達が飯を食ってた間に敷いたであろう布団が敷いてあって、従業員の早業が光っていた
聖奈「私はもう行くけど、梗はどうするの?」
小さい鞄を手に聖は、携帯をいじりながら聞いてきた
多分だけど、慧と連絡を取り合ってるんだろう
桔梗「ん?俺は少し部屋で休んでから風呂に行く
流石にはしゃぎ疲れた」
まぁ久しぶりの旅行だったし、テンションが上がってもしょうがないよな
聖奈「じゃあ私は慧とお風呂に行ってくるわ」
そう言って聖は部屋を出て行った
それを見送った俺は、取りあえず先に歯磨きなどを済ませていつでも寝れるようにしておいた
その後俺は布団の上で本を読んでいたが、気がつくと意識を手放していた
その後、誰かが布団をかけてくれたような気がしたけど…俺は起きることはなかった
最初のコメントを投稿しよう!