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深夜の空、 ここに、一隻の飛行艇が飛んでいる。 「シャド様、シャド様。」 シャド「何だ?」 飛行艇のコンピュータ―の呼びだしに答えたのはこの飛行艇の主、シャドだ。年齢は二十歳代くらいであろうか。 「近くに雷雲が近付いてます、このまま、直進するのは危険だと思いますが。」 シャド「かまわん、先に進め。」 「はい。」 飛行艇は進路を変えず、そのまま直進した。 この判断が、シャドに災いをもたらすと知らずに。
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