友達、そんくらい俺にも居る!

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金曜日の放課後、帰る支度をしてた俺に友達の総介が話しかけてきた 「なあ、幸!今日幸ん家行っていい?」 「ん?別にいいけど…なに。」 イケメンの総介、 フルネームは朝倉 総介。 学校では基本総介とつるんでいる 結構仲良い方だと思う 俺の名前は幸紀だが幸と呼ぶのも親しみが込められてるからだろう だけどニコニコと笑う姿が怪しい こいつは普段滅多に笑わない、 なのに笑顔で俺の家に来たいなんて 「なにってナニ?」 「……」 バコッ← 下ネタに走る相手を全力で殴った 「っ、てえ…相変わらず手が早いな。はあ、とりあえず行っていいんだろ?」 いやいや、お前が悪いのに俺が仕方ないヤツみたいな扱いしないでくれ 「いいけど、お前何か企んでない?」 「バレた?」 「余裕で」 「で、目的は」 「今日家誰も居ねえからさ、幸ん家でゲームして晩ご飯食べさしてもらって出来れば泊まらせてくんねーかなって」 なかなか図々しいな、笑 「あー、わかった。うん」 別に総介が破壊的に料理が出来ないのは知ってる、あと1人が駄目だって事も… けど、 「え、いいの?まじ?サンキュー、幸!だいすきだ!」 いや、総介が喜んでるからいっか。 .
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