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あれは36万4千年前・・・いや、ついさっきのことだった。
その日はいつもと違ってリア充王こと
カンザキ ユウスケ
「神埼 雄介」と一緒に帰っていた。
「お前いつものハーレムメンバーはどうしたんだよ?」
アシノ レオ
こう言ったのが俺、「芦野 嶺緒」だ。「ハーレムメンバーって何?あの子達は友達だよ?」
そう、今のことを聞いてわかったと思うがこいつは鈍感でしかも、容姿端麗、文武両道といった、絵に描いたような奴だ。
「あ~そうか、で、あいつらは何で居ないんだ?」
「う~んとね、凛さんが生徒会で、恵子が部活で、実美と江崎さんが買い物だって、だから一緒に帰ろう?」
こいつと一緒に居て良い事が無い。
ある時は道端で絡まれてる女の子を助ける為に割って入ったが、やられそうになってそれを俺が助けたり、ヤーさんに絡まれてる女の子を助けようとして俺を囮にして逃げて俺が殺されそうになったり。(ノД`)
しかもお礼を言うのは全部雄介に言うってやつね・・・。ま、相手は全員ボコボコにしてやったけどな。
「だが断る!」「え~いいでしょ」
あ~めんどくさい。「わかったから、さっさと帰るぞ」そう言って雄介と歩き始めた。
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