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佳菜子「まぁ、龍樹くんに選択権は無いけどね!」
龍樹「うぅぅぅ……」
佳菜子「何?文句でもあるの?」
龍樹「なッ、無いです!」
佳菜子「うふふ♪じゃあまず私の左の手のひらにのって♪」
龍樹(力比べする本人の手のひらで力比べするて…)
そう言うと佳菜子は右手の人差し指を龍樹の前に突き出す。
佳菜子「私の人差し指と勝負だよ♪頑張ってね♪」
今日こそは、と龍樹は全身全霊で佳菜子の人差し指を押す。
龍樹「うおぉぉぉぉぉ?」
がしかし、この体格差で勝てるわけもなく佳菜子の人差し指で簡単に後ろに転げてしまった。
佳菜子「あはっ♪軽く押しただけで簡単に転げちゃうなんて、やっぱり龍樹くんはちっちゃくて弱いなぁ♪」
龍樹「うぬぬ……」
佳菜子「女子の人差し指にも勝てないなんて、本当にそれでも男なの?笑っちゃうなぁ♪」
龍樹はその事実に何も言えなかった。
佳菜子「じゃあ負けたから、今日は私のロングソックスの中に入れてあげる!」
龍樹「!!??」
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