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どんどん並べられていくのを見ながら、りこの目はキラキラしていく。
どれもこれもおいしそー
蟹鍋料理だ。
女将さんが、ごゆっくりと言いながらドアを閉めた。
『優、これってコースだよね?大丈夫??いくら親戚のとこでも、高いんじゃない?』
『大丈夫、大丈夫!ここに泊まるわけじゃないし、おばさん電話した時に、安くしてくれるって言ってたし、2人で、食べて飲んで9000円だって』
『え?本当に?こんなにいっぱいあるのに。いっいいのかな?』
『まぁ、親戚の特権だと思って食べてよ。おばさんは、来てくれるだけで、すごい喜んでたんだから』
りこは、頷きながら、お茶を飲んだ。
鍋を煮込んでいる間に、刺身を食べる。
こんな本格的なところで、食べるの久しぶりだし、すごくおいしい!!
『優!!この刺身すごくおいしい!』
優も、どれどれと言いながら、刺身を取って食べて、おいしいって言いながら、あっという間に、2人で、平らげてしまった。
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