魔法勝負を挑まれた

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「【アクアキャノン】【アクアキャノン】【アクアキャノン】」 「ちょっ…待て!連発は…!」 待てと言いながら、全避けして近づいて来て、ゴンッ…と、頭を殴られた。 「痛い…」 「馬鹿か!あんな無茶しやかって!魔力がすっからかんになったら、どうすんだ!」 無茶と言われても…例え、神級を連発しても、神様スペックに魔力切れの心配は無いんだが… でも…心配してくれてるのか。良い人だ。 「まぁ、ペース配分も出来ん子供に、勝負仕掛けた俺も悪かったな」 そう言って、頭を撫でてくる。 撫でるの止めれ! 「勝負どうするの?」 ジオが問うと、 「お前なぁ、あんな最上級やら中級連発やらして、こいつの魔力が残ってるわけ無いだろ?」 「…と、言ってるけど、イクトくん」 神様スペックだと知っているジオは、郁人に確認を取る。 「…帰りたい」 「じゃあ、勝負終了ね!引き分けで」 「は?何で引き分け!?」 「戦闘不能にした方が勝ちなんだろ?どちらも戦闘不能にはしてないよ」 「だから、そいつ魔力切れで、戦闘不能だろ!?」 「魔力が切れたなんて、イクトくん言ってないよ?」 ジオが言った。
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