魔法勝負を挑まれた

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「うるせぇ!こいつだって、光魔法上級無詠唱だったぞ!」 ああ…はい。あの時ですね。さすがに、やからしたよなぁ。 「え!?いつ!?」 あ、セイレントでの話は、まだしてなかったっけ。 「その事は、また後で」 取り敢えず、この迫って来る炎の渦を止めないと…熱すぎるわ。 「【アクアウォール】」 水障壁を展開してみたが…うん。じゅわわっ…とかいって消えました。 無いわー…(;゚△゚) 「…【コズミックミラー】」 光魔法最上級。効果は相手の魔法を跳ね返す。一般的には中級の【プリズムミラー】が主流だが、上級魔法を跳ね返すには、少し心許なかったので。 「何!?」 まさか返されると思って無かったらしく、ライゼルは辛うじて回避する。 「最上級まで…!お前、何者だよ!?」 迷子の子猫ちゃんです(笑) 「【インフェル…「待った!神級はヤバ過ぎる!!」…勝負に待ったは無しだ。【アクアキャノン】」 砲弾状の水の球が、高速でライゼルに向かって飛んだ。 炎魔法神級は止めときました。さすがに子供が使えたら可笑しいし。 ライゼルは紙一重で、全ての水球を避けていく。さすが帝だ。格好いい。
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