序章 先輩と怪しい紙

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そのあと適当に喋り、先輩とは別れた。 家に着くともう17時だった、ここからカフェはあまり離れてないので、相当喋ったのだと思う。 今日の夕飯は我がコンビニから賞味期限近いからあげる、と言われたトンカツだ。 夕飯を食べたあとはカレンダーに予定を書き込んだ。 「6月26か、あと9日あるな」 6月26は日曜だ、今の曜日はそこから割り出せ。 6月26か…思い出したくないなあれは… 2023年6月26日俺は七歳だった、いつもと何も変わらぬ日常を母親と過ごしてた、ちなみに保育所や保育園などには通ってなかった…金が無かったからな。 まあそんないつもの日のことだった。
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