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「………!!」
俺の体が固まる…。
いや!!変な意味じゃないよ!!
体全体が固まったんだよ!!
…そして、俺は恐る恐る口を開き妹に確認する。
「……俺たち兄妹だよな?」
「もぉー!訳わかんないこと言ってないで、さっさとしてよ!!」
な、なんで怒るの!?
困惑している俺を余所に妹は前から俺に抱きつくような姿勢になり、
おでことおでこをそっとくっつけた。
その時、俺の頭に電撃のようなものが走った。
俺の頭の中に膨大な情報量が入ってきたのだ。
図書館までの正確な道のりとそこまでのおおよその所要時間などの細かい情報が、
妹は得意げな顔で、
「どぉ、最近会得した雷魔法だよ!」
「あぁ…、スゴいなこれ…」
少し頭がボーっとする。
なんだ…おでこくっつけるだけかよ…マジで焦ったぜ
「図書館に行くのはいいけど、まずは…朝ご飯食べようね!!お兄ちゃん!」
そう言うと、リビングでは朝食を並び終えた妹が笑顔でこちら見る。
俺は朝食を食べると、1人で図書館に行った。
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