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昼のこと。
家にお弁当を忘れ、仕方なく購買に来てみるともう人でそこはごった返していた。
仕方なく、人の中に入り込み大好きなカレーパンに手を伸ばす、すると手が当たった。
もう片方の手の持ち主を見てみると今朝の不良ではないか。
かなり、大きな学校とはいえ、あんな不良がいたなんて。
でも、よく見てみるととても端正な顔立ちをしている。
なぜかふと魅入ってしまった。
すると、こちらに気付いたのか、笑顔で返してきた。
なのにカレーパンは持っていかれていた。
これで彼女の昼食は奪われたのである。
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