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部屋の隅っこ
無造作に置かれた
棄ててしまいたい理想
孤独も慣れっこ
適当に飾られた
棄ててしまいたい理想
だけど真実が出なくて
悪戯な二択の究極選択
「どうするのさ」
天使のフリした悪魔が
怪しく問い掛けるんだ
ちくたく
右、左を繰り返して
結局どっちに逝きたいんだ
一定で曖昧な優柔不断ぶち放ってさ
右、左を繰り返して
結局どっちも逝きたくない
なんて現実から耳を塞いで逃げ走ってさ
甲高い鈴の音が聞こえる前に決めてくれ
悪戯っ子
無抵抗に吐き出した
棄ててしまいたい希望
ただの独りっ子
ママもパパも居ない
棄ててしまいたい希望
だけど現在地不明で
悪戯な分かれ道の究極選択
「どうするのさ」
天使のフリした悪魔が
急かして問い掛けるんだ
ちくたく
速い、遅いを繰り返して
結局いつごろ逝きたいんだ
単純で脆すぎな大胆不敵ぶち放ってさ
速い、遅いを繰り返して
結局いつでも逝きたくない
なんて幻想へと耳をすませて聴こえないくせに
甲高い鈴の音が聞こえる前に決めてくれ
だけど生き急ぐことさえも
悪戯な運命の究極世界
「どうするのさ」
「あっち、こっちと」
「走ったり、止まったり」
「もう疲れたろ」
「死ねばいい」
天使のフリした悪魔が
憎らしげな笑顔でさあ
ちくたく
右、左を繰り返して
結局どっちに逝きたいんだ
一定で曖昧な優柔不断ぶち放ってさ
右、左を繰り返して
結局どっちも逝きたくない
なんて現実から耳を塞いで逃げ走ってさ
甲高い鈴の音が聞こえる前に決めてくれ
メトロノームが止まる頃
それは決意した瞬間
さようなら
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