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冷たい風、嘲笑う
無機質な壁に描かれた誰かの叫び声
もう色褪せて
誰にも伝わらないな
叶わぬ夢、吹き掛けて
無気力な僕の懐かしい幼い想い出
もう消え去って
誰も助けてくれないな
現実から離れたくて
髪を綺麗にしたって
周りの見える景色は
汚れまみれの終焉の世界
スプレーで隠したんだ
あの日の続き
君が言いかけた言葉が
僕の視界を揺らす
スプレー缶を蹴っ飛ばして
なんだか惨めだ
君が笑いかけた瞬間が
僕の心臓軋ませる
冷たい視線、嘲笑う
無重力な声は不安定で霧散していくんだ
もう色褪せて
誰にも聴こえないな
届かぬ愚痴、吹き掛けて
無感情な僕の灰になった尊い可能性
もう消え去って
誰も気付いてくれないな
幻想に身を委ねて
部屋を綺麗にしたって
周りに薫る景色は
埃まみれの偽りの世界
スプレーで隠したんだ
明日の希望
君がつけていた髪飾り
僕の心を揺らす
スプレー缶を蹴っ飛ばして
かなりの馬鹿だな
君が問いかけた真実が
僕の心臓躍らせる
最果ての苦痛と最悪な怒り
感じられた時はまだ幸せで
嘔吐したい程の憧憬が
星の光に導かれて
霧となって消え失せた
空気、僕、それだけ
スプレーで隠したんだ
あの日の続き
君が言いかけた言葉が
僕の視界を揺らす
スプレー缶を蹴っ飛ばして
なんだか惨めだ
君が笑いかけた瞬間が
僕の心臓軋ませる
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