No.01
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ジリリリリ……… 音は、部屋に響く電子音だった。 横を見て、発生源を眺める。 ベットの上で横になりながら寝る前まで読み進めていたとある政治家の書いた本。 栞の代わりに挟まれた、携帯電話が呼び出しの音を叫んでいた。 手に取れと、催促してやがる。 さっきまで嫁の夢を見ていたのを邪魔しやがって……クソッ。 俺は溜め息をついて、上半身を起こす。 騒ぎ続ける携帯を取り出し、出る。 さぁ、今日も仕事だ。
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