101人が本棚に入れています
本棚に追加
木から降りると柔軟をし始めた
?「‥‥んっ、‥‥んっ」
「やけに素直だなぁ」
「なんか、気ぃ抜けちゃいますね…」
二人で柔軟をするのを見ている
?「‥‥よしっ、やろう」
「やっとやる気になったか」
?「‥‥‥うん、‥本気で来る相手には本気で応える‥‥。‥ある人に言われた」
そう言うとその者は地面に手をつける
「ん?何をしている?」
?「‥うん、‥‥ちょっと。」
「でぃやぁぁ!」
あまりに待てなかった季衣は鉄球で攻撃を繰り出す
「き、季衣!?」
「へ?」
「ちょっと季衣、いきなり酷いよ」
「だって待てなかったんだもん」
鉄球が放たれた場所は砂煙がまっており姿が見えなかった
「どうなった?」
煙が徐々に薄れていく
「なっ!?」
「「えっ!?」」
そこに現れたのはきが放った鉄球をまともに受け止める姿だった
「季衣の鉄球を受け止めるなんて‥」
?「いきなり…少し驚いた…」
「貴様、その武器は…」
その者が持つ武器には見覚えがあった
「それは青龍偃月刀…」
?「青龍?‥違うこれは黒龍偃月刀‥‥」
暗くてハッキリとはわからないがその偃月刀の龍の目は赤く光っていた
?「‥‥‥こい‥」
「てぃやぁ!!」
「どぉりゃあ!!」
最初のコメントを投稿しよう!