~二章~

2/14
前へ
/30ページ
次へ
「はぁぁぁあ!?もう制圧し終わっただとぉぉぉぉお」 「三人がいっこうに出てこなかったのでこちらで片付けさせてもらいましたよ」 春蘭達が森に入ってなかなか出てこないので稟が部隊を仕切り当初の目的であった居城を制圧したのだった そこでちょうど引き返した所に春蘭達が出てきたのだ 「まぁまぁ、良いじゃないですか。目的は果たせたんですから」 「くそぉぉぉぉ、これでは華琳様に褒めてもらえないではないか」 「「「えっ?」」」 春蘭の言葉に唖然とする三人 「あのぉ、春蘭様。それは…いったいどういう……」 「華琳様の命にこの私が率先して迅速にこなし、そして華琳様に褒めてもらう!そのため秋蘭は連れてこなかったのに!!」 「「「……」」」 「帰りましょう…」 「はい…」 熱く語る春蘭を置いて部隊は引き上げる 「くそぉぉぉ。この夏候元譲一生の不覚!!」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加