~二章~

5/14
前へ
/30ページ
次へ
「貴様ぁぁ!こんな所まで来おって!!」 「華琳様!」 その場にいた全員が武器を構え臨戦態勢をとる 「おやめなさい!!」 「えっ!?」 今にも飛びかからんとしていた春蘭達に華琳が一声で制する 「武器を収めろと言うのが聞こえなかったの?」 「しかし華琳様…」 ?「‥‥何?‥やるの?」 影から出てきた人物はその場の殺気を感じ取ると、その場にいた全員を凌駕するほどの殺気を放つ (こいつ…姉者や季衣が言っていた通り想像以上だ……) 「華琳様。早く離れて下さい」 その者が放つ殺気に動けないのもあったが、近くに華琳がいる事にはどうにもできないのだ 「はぁ……。冥、春蘭達と何があったかわからないけど、この無礼は私に免じて許してくれないかしら?」 「‥‥‥‥ん、わかった‥。華琳の頼み‥聞く」 冥と言う人物は華琳の言うことを聞き殺気を収める 「貴様!華琳様の真名を呼ぶとはただじゃおかん!!」 「姉者!?待つんだ」 ついに春蘭は我慢の限界で、秋蘭の静止も聞かず冥に斬りかかる 「はぁぁ!」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加