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「貴様ぁぁ!こんな所まで来おって!!」
「華琳様!」
その場にいた全員が武器を構え臨戦態勢をとる
「おやめなさい!!」
「えっ!?」
今にも飛びかからんとしていた春蘭達に華琳が一声で制する
「武器を収めろと言うのが聞こえなかったの?」
「しかし華琳様…」
?「‥‥何?‥やるの?」
影から出てきた人物はその場の殺気を感じ取ると、その場にいた全員を凌駕するほどの殺気を放つ
(こいつ…姉者や季衣が言っていた通り想像以上だ……)
「華琳様。早く離れて下さい」
その者が放つ殺気に動けないのもあったが、近くに華琳がいる事にはどうにもできないのだ
「はぁ……。冥、春蘭達と何があったかわからないけど、この無礼は私に免じて許してくれないかしら?」
「‥‥‥‥ん、わかった‥。華琳の頼み‥聞く」
冥と言う人物は華琳の言うことを聞き殺気を収める
「貴様!華琳様の真名を呼ぶとはただじゃおかん!!」
「姉者!?待つんだ」
ついに春蘭は我慢の限界で、秋蘭の静止も聞かず冥に斬りかかる
「はぁぁ!」
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