101人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれ?どこへ行った!!」
斬りかかった春蘭の刀は空を切り、冥の姿が消えたのだ
「まったく。あなたって人は話を聞きなさい…。冥、出てきてちょうだい」
「‥‥わかった」
冥はまたも華琳の影から出てくる
「華琳様、その者は?」
「彼の名は冥。まぁ簡単に言ったら私の古くからの友人と言ったところかしらね」
「‥華琳‥‥友達‥。お前等‥敵?」
先程までとはいかないが秋蘭達の事を警戒していた
「敵じゃないわ。彼女たちは私の仲間。」
「‥‥華琳の仲間‥なら味方」
完全に警戒をとき華琳の横に並ぶ
「ねぇねぇ♪さっきのどうやったの?」
冥「‥‥‥?」
少し離れた所から季衣と流流が冥に近寄ってくる
「‥‥さっきのって?」
「私が説明するわ。冥は影を自由自在に扱えるの。」
「影…。ですか?」
華琳の説明で皆は頭を捻る
「口では難しいわね。冥、昔やってたのまだできるかしら?」
「‥‥できる」
「じゃあやってちょうだい」
「‥‥うん。‥‥誰にする?」
「そうね…。季衣にしましょう。このピンクの髪の子。できる?」
「‥んー」
冥は季衣の事をジッと見つめると再び影に沈んでいく
「華琳様、いったい何をするんですか?」
「まぁ見てなさい」
最初のコメントを投稿しよう!