~一章~

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「ぬぅおー!!いっこうに出れんではないか!」 「えぇぇー!!」 「だが心配するな。前に秋蘭が教えてくれたんだ、なんでも、もし森で迷うことがあればそこら辺の木に目印をつければいいとな」 季衣「さすが秋蘭様」 秋蘭とは春蘭の妹で夏候淵であり、姉の春蘭とは違いしっかり者なのだ 「えっ?それって‥‥」 「じゃあこの木に印つけるね」 季衣が近くにあった木に跡をつけ、再び歩き出す (それってなんか違うような…) 「ほら!流流ボーっとしてるお置いていくぞ」 「ちょっ、ちょっと待って下さい」
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