~一章~

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「‥‥‥‥」 「‥‥季衣これはお前がつけた跡か?」 「はい‥」 しばらく歩くと先ほど跡をつけた木の場所に来てしまった 「んーならばこっちだ!!」 勢いよくさっきとは違う方に走っていってしまう春蘭 「えっ!?ちょっと待ってくださいよ春蘭様ー」 「待って季衣!!ちょっとここで待ってみよう」 「うん」 しばらくその場で待っていると 「うぉぉぉー!」 「あっ、春蘭様」 「ん?お前等いつの間に私を追い抜いたんだ?」 「やっぱり‥‥」 流流達の元へ春蘭が戻ってくる 「何がやっぱりだ!?」 「僕たちこの森で迷ったみたい」 「‥‥‥‥」 「春‥‥蘭様?」 「なにぃぃぃ!?」 「うわぁ!?」 「と言うことは華琳様にもう二度と会えないということか!?ならばこの森ごと叩っ斬ってやる!!」 「春蘭様!!」 春蘭は状況を理解すると 刀を取り出し大きく構える 「なら、僕も」 季衣も同じく武器である巨大な鉄の けん玉を構える 「ちょっと春蘭様も季衣もやめましょうよ」 いきあがる二人を止めようとすると ?「‥‥‥何を‥している?」 「ん?何だ貴様は」 二人の前に布を被った人が現れた
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