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「できた…と」
「ありがとう直くん！」
あ～あ。ドッグタグだけでこんなに喜んじゃって…
「本当はそれ花音の誕生日に渡そうと思ってたんだけど…なかなか渡せなくて」
「そうだったんだ?」
「それと…さ。もう１つ渡したい物がるんだけど…」
「なに？」
「ちょっと目つぶっててくれないかな?
「うん」
俺は箱から指輪を取り出し、それを花音の左の薬指にはめる
「直くん…これっ」
「これじゃ、花音は俺のだって証にはならない?」
「僕で…いいの…?」
「花音がいいの！ずっと…俺の傍にいてください」
「は…い…」
「あ～。また泣く…しょうがないなぁ…」
「だって…」
俺は花音を抱き寄せ背中をポンポンと優しく叩く
そして、親指で涙を拭いキスをする
花音の腕が俺の首に回ってきていつもより深く長いキス
自然とベッドに花音を押し倒していた…
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