ピエロ

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内田「コイツら邪魔だな! おい、フジケンにセイサク! お前らも手を貸せ!」   フジケン「ウス。」   セイサク「ああ。」   体が大きめの男、フジケンと呼ばれていた。   背丈の低いスポーツ刈りの男、セイサクと呼ばれていた。   二人の男が内田の真横を通り、詰めよって来た。   西海屋「ヤスは倒れた二人と坂本君を頼む!」   田中「ああ、分かった。」   田中康則が坂本文男と共に倒れた二人を安全な場所に運んだ。   下平「どっちと殺る? リーゼントは坂本君の獲物として、デブかチビかだね…アハハハ」   西海屋「どっちも弱そうだけどね…んじゃ、調度右にいるから右にいるデブで♪キャハハハ」   下平「んじゃ、俺は左のチビか…」   西海屋はフジケンと呼ばれたデブと、下平はセイサクと呼ばれたチビと、それぞれ闘いが始まった。
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